仕事に高い付加価値とやりがいを感じる企業をめざして、戦略的な方針のもと、社員一人ひとりの能力開花をめざします。
いよせきは石材製品の商社です。したがって人材採用は、事業の柱を担う営業マンが中心です。営業の仕事は四国一円に広がる営業エリアを地域ごとに担当し、その取引先を定期的に訪問するルートセールスが基本です。製品の紹介やオーダーいただいた製品の打ち合わせ、さらには各種の関連情報の提供などがお客様のもとでの仕事。また、週に2日程度は社内でメーカーへの発注業務や図面の指示などを行います。
入社後はまず出荷業務を担当していただき、製品を覚えていただきます。期間にして半年から1年程度、この仕事でじっくり仕事の基礎をつくってほしいと考えています。そして、その後先輩営業マンに同行しながらの実践的なノウハウを身に付けていただきます。この期間は約半年程度でしょうか。独り立ちはそれからということになります。
営業マンは製品や情報を紹介し、取引先からご発注をいただくのが仕事です。しかし、ただ訪問しただ製品をご紹介すれば仕事をいただけるわけではありません。大事なのは「人間を買っていただくこと」です。確かな知識をもっていることはもちろんですが、お客様を思うこころや仕事に対する誠実さがとても大切になります。競合各社とコスト競争もありますし、製品そのものの品質の差もどんどん縮まっている現在、決定的な差となるのはそうした、いわば人間関係を根っこからつくっていく力なのです。
営業マンを取り巻く会社としての環境、考え方はかなり戦略的です。中小企業としては異例なほど細かな仕事のチェック体制を敷いています。これは裏返していえば、感覚判断ではなく、適正に仕事を評価していこうという考えからです。これは経営ビジョンのひとつでもありますが、今後はさらに仕事の付加価値の向上、社員自身のやりがい向上を基本とする能力主義賃金体系の導入に発展させていきたいと現在準備を進めています。